Google が無いとどこで困るのか検証してみた
どうも久しぶりのブログ投稿をする、ぶどぶどうです。
突然ですが皆さんは Google を使っていますか?
まあこの記事を見ている皆さんはほぼ Google に依存していると思います。
しかし、そんな Google がもしある日突然使えなくなったらどうなると思いますか?
少なくとも検索や YouTube は使えなくなりますね。
というわけで今回はあえて Google をブロックしてみて、
Google がないとネット生活に影響することを検証していきます。
検証方法
まずは、Google のサーバーにアクセスできない環境を構築します。
インターネット上の特定のサイトにアクセスできなくする方法はいくつかありますが、
今回は Raspberry Pi と Pi-hole を使って Google へのアクセスをブロックする DNS サーバーをローカルに建てていきます。
本来、 Pi-hole は広告をブロックするものなのですが、任意のサイトをブロックするのにも使えます。
まずは RaspberryPi を用意して...
(今回は初代 RaspberryPi Model B+ を使用。性能はかなり低いがこのような用途であれば十分)
Pi-Hole をインストール!(ここではインストール方法は割愛します)
(ちなみに DNS の設定は CloudFlare の物を使いました。)
Web ブラウザーで RaspberryPi の IP アドレスにアクセスして、このようなページが表示されたらあとは全ての Google 系のサイト(youtube.com 等も含む)へのアクセスをブロックする設定をするだけです。
はい、3時間ほどかけて設定してきました。
ちなみに Google が所有しているサイトの一覧はここで確認できます。
List of Google domains - Infogalactic: the planetary knowledge core
ちなみにワイルドカードに対応しているので
例えば google.com をワイルドカードでブラックリスト設定すると、 ○○.google.com にも google.com 内のページにもアクセスできなくなります。
それでは PC 側の DNS の設定も済ましたので、さっそくブラウジングしてみましょう。
Google が無いとどこで困るのか
まずはほとんどのネット民が無いと困るであろう Google。
もちろんアクセスがブロックされているのがこの時点でわかります。
ちなみに Google が使えなくても Bing や Yahoo は使えたのでネットで検索自体は出来なくは無さそうです。
当然ですが、 YouTube もアクセスできません。
とまあ、しっかりと Pi-hole によるブロックが効いていると分かったところでつぎは Google 以外のサイトを検証します
Discordをやっていたら突然....
Discord を開いてファイルをアップロードする。その時です、、、
あれ?!
エラーが出てアップロードに失敗してしまいます。ええ?!
ログを見てみたところ、どうやら Discord へのファイル送信に Google の API を使っているようで、 Google にアクセスできないためにアップロードに失敗してしまうようです。
Discord 以外のサービスでも recaptcha にアクセスできない為メルカリや任天堂等にもログインできませんでした。
また、 Google 広告が使われるサイトでは当然広告が表示されてなかったり...
そして、 Android スマホの場合は当然、正常に動作しません。
Google 系アプリはもちろん、
Android がインターネットへの接続チェックに Google のサーバーを用いているからなのか、
インターネットに接続されているのに「インターネットに接続されていません」表示となる普段は見かけない現象が発生。
わかったこと
結論から言うと、 Google がいないと色々と厳しいです。
検索は何とかなりますが Android スマホが正常動作しないですし、
Google 以外のサービスでも Google API を使ってたらそこが使えなくなってしまいます。
この検証でわかったことは我々は Google のサービスをいつでもどこでも使っていること。
やっぱり Google はインターネット上の生活には欠かせないようです....
以上、ぶどぶどうでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは!